データ分析とは、組織革命である

データ分析
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組織改革とは

資料作成だけでは不十分な理由

販促プロモーションの仕事がマーケティングの一部だとすると、消費者のブランド選択に置ける「相対的な好意度」をプレファレンスと表現する。
すなわち、経営資源を消費者のプレファレンスに集中させることマーケティングである。

分析手法を用いて資料作成をするのは、データ分析の一部であり、データ分析のプロセスの一つにしか過ぎない。もっと言うとマーケティングの中の手法の一つとしてデータ分析があると理解するべきだ。
その裏側には組織の上層部、すなわち意思決定者にどうやってデータ分析の結果の施策や提案を通すかが重要なのである。
裏を返すと、組織の上層部へ説得と組織改革が成功すれば、それは真のデータ分析と言える。
データ分析を用いた意思決定が組織の一部として本来のマーケティングが機能することで、初めてデータ分析ができたと言えるだろう。

意思決定者の味方となれ

データ分析を実行できる組織を作るには、「人間の本質」を理解する必要がある。
「自己保存」の本能とは、動物は生存確率を高めるために群れで行動するが、人間が組織に所属すること、すなわちそれが「自己保存」の本能である。
企業は組織存続が最上の目的だが、組織を構成している個人は、あくまで自己保存が最上の目的となる。そのため、企業にとって正しい選択であっても、個人にとってリスクがあれば、せっかくの提案が通らない。

「自己保存の本能を逆手に取った」組織づくりをすることが、解決に一歩近づく。
例えば、誰も発言をしない会議の習慣を変える際には、より発言した人ほど評価が高まるようにし、発言しない人の評価を下げるようにする。「アメ」と「ムチ」の使い分けで会議の質を高めていく。
会議の時間を無駄にしないためにも、「人を動かせるための場」と捉え、会議を通して意思決定を見える化するようにすることで、誰がどこで決めているかわからないと言う事案をなくす。
会議に参加している人たちを証拠人とし、根回しや癒着を減らし、自己保存をしにくくする。

自己保存とも大きく関わる「評価制度」については、5段階の絶対評価ではなく、評価基準に従って1番から最下位まで序列をつける相対評価が推奨されている。
自己保存の本能を逆手に取って、不公平な評価を行う不適格な上司の発見、社員の生産性をあげるメリットがあるそうだ。

提案を通すスキルを身につけろ

では、下の立場から提案を通したり、組織を変えるためにはどうすればいいのだろうか。

その提案が会社のためであることはもちろんだが、意思決定者にとっての目的に適っている必要がある
意思決定者が組織全体にとっての正しさを重視するタイプなのか、自己保存に忠実なタイプなのかによって行動を変える。
前者に対しては、公の便宜、後者には個の便宜を訴えかける。
人は実利だけで動かず、感情の領域に属するやりがいを与える。
たとえデータ分析の結果が正しいとしても、意思決定者の心に届かなくては意味がない、
人は最終的には感情で物事を判断するのだ。

データ分析を通して、社内という市場を開拓するマーケティングするという感覚でデータ分析に取り組むのが良い。

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