データ分析 店舗の在庫管理をABC分析で効率的に行う方法

ABC分析
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店舗を経営していくにあたり、在庫管理はとても重要です。
何が売れ筋で何が死に筋なのかを分類する手法の一つにABC分析があります
今回は商品のコストによる分類でABC分析について説明します。

本日使うデータはこちらです。
https://www.kaggle.com/flenderson/sales-analysis

pythonのpluginはabc-analysisを利用します
https://pypi.org/project/abc-analysis/

在庫管理をABC分析で分類する

ABC分析 とは「重点分析」とも呼ばれ在庫管理などで原材料、製品等の資金的重要度を分析する手法である。在庫の資産としての価値などの評価別に段階的な管理手順を適用する。この手法は品質管理におけるパレート分析に類似している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ABC%E5%88%86%E6%9E%90

ステップ1.:すべての商品の年間支出を計算する

PriceReg * ItemCountでAddCostを作成

ステップ2:年間支出の降順で在庫を並べ替える

SKU_numberPriceRegItemCountFile_TypeAddCost
145889 244.6 851 Historical 208154
435034 281.8 616 Historical 173588
538479 2645.3 49 Historical 129619
212633 235.6 521 Historical 122747
212480 208.8 579 Historical 120895

ステップ3:累積年間支出と支出割合を計算する

cumsum関数でSKUごとに累積コストRunCumCostを計算します。
AddCostをsum関数で合計コストTotSumを計算します。
RunCumCost / TotSum で累積比率RunPercを計算します。

SKU_numberPriceRegItemCountFile_TypeAddCostRunCumCostTotSumRunPerc
145889 244.6 851 Historical 208154 208154.6 3.426320E+08 0.000608
435034 281.8 616 Historical 173588 381743.4 3.426320E+08 0.001114
538479 2645.3 49 Historical 129619 511363.1 3.426320E+08 0.001492
212633 235.6 521 Historical 122747 634110.7 3.426320E+08 0.001851
212480 208.8 579 Historical 120895 755005.9 3.426320E+08 0.002204

ステップ4:在庫をクラスに分割する

ClassはAかBかCに分類されます。

70%まで = A
70%から80%まで = B
80%以上 = C

SKU_numberPriceRegItemCountFile_TypeAddCostRunCumCostTotSumRunPercClass
145889 244.6 851 Historical 208154 208154.6 3.426320E+08 0.000608 A
435034 281.8 616 Historical 173588 381743.4 3.426320E+08 0.001114 A
538479 2645.3 49 Historical 129619 511363.1 3.426320E+08 0.001492 A
212633 235.6 521 Historical 122747 634110.7 3.426320E+08 0.001851 A
212480 208.8 579 Historical 120895 755005.9 3.426320E+08 0.002204 A

ステップ5:クラスを分析し、適切な決定をする

クラス 合計SKU数 合計コスト($) 在庫比率(%) コスト比率(%)
A 23,137 239,832,390 30.4% 70%
B 9,358 34,260,577 12.3% 10%
C 43,501 68,512,780 57.2% 20%
合計 75,996 342,632,027 100% 100%
  • クラスAの商品は、在庫全体の30.4%、在庫コスト70%を占めています。
  • クラスBの商品は、在庫全体の12.3%、在庫コストの約10%を占めています。
  • クラスCの商品は、在庫全体の57.2%、在庫コストの20%を占めています。

クラスAに属する商品は在庫コストの70%に値するので、商品の販売状況、ロングテールで売れていない商品は、在庫コストがかさむため、商品の入れ替え、セールで売り切るなど検討するといいでしょう。
クラスBはどちらにも属さない商品群です。
クラスCは在庫全体の57.2%の商品で分類され、在庫コストの20%に値します。現在は商品の入れ替えは検討しなくてよいでしょう。

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